さあ、ＡＳＰも決まっていよいよってところまで来ましたよ。もう一息です。今まで書いてきた内容覚えていますか？このページでは実際に広告主と契約をするところまでを解説します。広告主とはＥＣマーチャントと呼ばれています。広告主は販売する内容にあったサイトを探しています。たとえば保険の加入をすすめるサイトでは、保険の基礎知識や比較サイトのように保険に興味をもった人が多く訪れると思われるサイトを求めているはずです。なぜならターゲットにより近い位置にあるサイトのほうが有利と考えられるからです。

あなたの作成したホームページにはどんな人たちが見に来てくれるのでしょう。想像してみてください。年齢的には２０代なのか４０代なのか。男性が多いのか女性が多いのか。男性ばかりが訪れるサイトに女性向けのアパレル系ファッション通販の広告を載せてもあまり興味をもってはくれないと考えられますよね？そろそろ結論ですが、広告を選択する場合、そのページの内容とかけ離れたものを載せるとあまり成果が得られない、または得られないだろうと誰もが考えるということです。そんなことを念頭に置いて広告を探してみましょう。

　手順としては、契約した各ＡＳＰの操作手順をよく読んでおくことが必要です。前のページでご紹介したエーハチネットの場合の手順は別ページに載せますので参考にしてください。選択するにあたって知っておくことがあります。それは、広告主を選択するのはあなたですが、逆に広告主も選択する権利があるということです。つまり、あなたの都合で、この広告主がいいと思って選んでも、広告主があなたのページを見て内容的に合っていないと判断すれば断ってくる場合もあります。

エーハチネットさんの場合、メールで結果のお知らせが届きます。

私の場合、はじめて届いた結果が不承認でしたので当時は相当落ち込みました。でもそんなことでめげてはいけません（笑）。あなたのサイトで宣伝してくださいというプログラムがきっとあります。あきらめずにトライしましょう。

　先のことを頭に入れたら次にどんな成果報酬かを選ぶ番です。下の欄を見てみましょう。クリック報酬、表示報酬、成果報酬という行がありますよね。その話です。（５）の代理店紹介でも書きましたが、報酬の条件です。それが広告主のプログラム毎に決められています。あなたがどの報酬条件を望んでいるのかによっても選択は変わってくるはずです。

・クリック報酬・・・報酬評価基準のひとつで、バナークリック１回について規定単価を支払う方式
・表示報酬・・・同じく評価基準のひとつで、サイトを開いた回数について規定単価を支払う方式
・成果報酬・・・サービス契約、商品購入、資料請求、メルマガ購読等に規定報酬を設定する方式

クリック報酬の場合、１クリック＝１円〜５円が現在の相場のようです。自分でクリックしても確定しますから確実といえますが単価設定が低いですよね。表示報酬は広告主のサイトで何ページ開いたかできまります。ここで紹介する各ＡＳＰではこの方式をとっていません。最後に成果報酬ですがこれがメインと思ってください。あなたのサイトを訪れた人がバナーをクリックして広告主のサイトを開いて、販売する商品を買った、サービス契約した、メルマガ登録した、資料請求をしたなどの実質的な成果が発生した場合にそれぞれ単価設定してあります。下記のように表現されています。

（例）資料請求　500円、会員登録　300円、購入額の５％、メルマガ購読100円、カード作成2000円